練馬区の会計年度任用職員の保育士求人について調べてみた

2023,08,10

皆さんは、会計年度任用職員という言葉をご存知でしょうか?

人材不足の保育士業界の中で、最近注目を集めているのが「会計年度任用職員」という働き方です。

一時的な雇用契約である会計年度任用職員は、公的機関や自治体などで採用される形態の一つです。
しかし、その特異な雇用形態からは利点だけでなくデメリットも存在します。

そこで今回の記事では、会計年度任用職員について詳しく解説します。
具体的には、会計年度任用職員の雇用の特徴や魅力、デメリットなどをご紹介します。
もし将来の職業選択や働き方の選択肢に迷っている方や、会計年度任用職員に関心がある方にとって、参考になる情報が得られるかもしれません。

それでは、まずは会計年度任用職員とは一体どのような働き方なのか、その特徴について見ていきましょう。








会計年度任用職員とは?


会計年度任用職員(かいけいねんどにんようしょくいん)は、公共機関や官公庁などで採用される一定期間の契約職員のことを指します。
簡単に言いますと、非正規の公務員のことで、2020年度から導入されました。
以下に会計年度任用職員に関する詳細な情報をご説明します。

会計年度任用職員は、一般的に1年間の期間で雇用されます。そのため、採用時期は通常会計年度(4月1日から3月31日まで)に合わせて行われます。契約期間は会計年度に基づいており、毎年の契約更新が行われることが一般的です。
文字通り、会計年度で任用される職員、ということですね。

会計年度任用職員の雇用条件や待遇は、採用する機関や職種によって異なります。一般的な待遇としては、以下のような要素が考えられます。

  1. 契約期間と更新条件: 会計年度任用職員の契約期間は1年間であり、契約の更新は勤務成績や評価に基づいて行われます。条件付きでの更新や契約更新の可否については、採用機関の方針によります。
  2. 給与: 会計年度任用職員の給与は、職種や経験によって異なります。一般的には、正規職員と比べてやや低めの水準で設定される場合があります。
  3. 福利厚生: 会計年度任用職員には、労働保険や社会保険などの一定の福利厚生が適用されます。具体的な内容は採用機関によって異なりますので、就業前に確認することが重要です。
  4. 職務内容: 会計年度任用職員は、主に一般的な業務や補助業務を担当する場合が多いです。具体的な職務内容や業務範囲は、採用機関や職種によって異なります。


会計年度任用職員は、一時的な需要やプロジェクトに対する人員補充、実務経験の積み重ねなどを目的として採用されることが多いです。
また、正規職員へのステップアップの機会としても位置付けられるています。
一部の機関では、会計年度任用職員から正規職員への登用やキャリアパスの構築が行われる場合もありますので、将来的なキャリアアップの可能性も考えられます。


詳しくは、総務省の会計年度任用職員制度をご覧ください。





会計年度任用職員として働くメリットとデメリットは?


会計年度任用職員として働くことのメリットは、以下のような点が挙げられます。

  1. 経験の幅広さ: 様々な業務に関わることができるため、幅広い経験を積むことができます。異なる職種や部署での経験を通じて、自身のスキルや能力を向上させることができます。
  2. 採用の柔軟性: 会計年度任用職員の採用は、定員や需要に応じて柔軟に行われることがあります。そのため、採用のチャンスが多くなる場合があります。
  3. キャリアパスの構築: 一部の機関では、会計年度任用職員から正規職員への登用や昇進の機会が与えられることがあります。将来的なキャリアアップの可能性がありますので、自己成長やスキルの向上に取り組むことが重要です。

会計年度任用職員としての仕事は、一時的な雇用という性質上、将来の雇用の保証はありません。そのため、採用された際には仕事に真摯に取り組み、能力や成果を示すことが重要です。また、業務遂行中に職場での人間関係を築き、信頼を得ることもキャリアの発展につながるでしょう。

会計年度任用職員は、一時的な雇用形態ですが、貴重な経験やキャリアのスタートとして位置付けられます。自身のスキルや能力を磨き、将来のキャリアに繋げるために、積極的に業務に取り組んでいきましょう。

会計年度任用職員として働くことには、以下のようなデメリットも考えられます。

  1. 雇用の不安定さ: 会計年度任用職員は、一時的な雇用契約であるため、雇用の不安定さがあります。契約期間や更新の有無は、機関や予算状況によって左右されるため、次の契約が得られるかどうかは保証されていません。
  2. 福利厚生の制約: 一部の機関では、会計年度任用職員は正規職員と比較して福利厚生が制約されることがあります。例えば、社会保険や年金制度の適用範囲が限定されたり、給与面や休暇制度が制約される場合があります。
  3. 職位や役職の制約: 会計年度任用職員は、一時的な雇用契約であるため、一部の機関では正規職員と比べて職位や役職が制約されることがあります。昇進や昇給の機会が制限されたり、正規職員と同等の職務責任を担うことができない場合もあります。
  4. キャリアの不透明さ: 会計年度任用職員の場合、一時的な雇用契約であるため、将来のキャリアパスが不透明な場合があります。正規職員への登用や昇進の機会がない場合、キャリアの発展が制約される可能性があります。

これらのデメリットを考慮しながら、会計年度任用職員として働く場合は、雇用の不安定さに対して柔軟に対応し、自己成長やスキルの向上に取り組むことが重要です。また、将来のキャリアに向けての計画や目標を持ち、自身の能力を高めていくことが求められます。










では、ここからは練馬区で実際に募集の出ている会計年度任用職員の保育士求人を探してみましょう!

「練馬区 会計年度任用職員 保育士 求人」で検索してみますと・・・





まずは練馬区のHPが出てきました!

【募集中】会計年度任用職員

練馬区で現在募集中の会計年度任用職員の求人が出ています。

この中で保育業界の求人を探してみると・・・
一件ありました!!

練馬区立保育園 医療生活支援員の募集

こちらは、練馬区立保育園の医療支援員の求人です。
保育士求人ではないようですが、せっかくなのでご紹介したいと思います。

業務内容は、

区立(直営)保育園において保育園児に対する医療的ケアに関することや保健業務の補助を行います。

で、具体的には

医療的ケア(たんの吸引・導尿・経管栄養のうち、児童が必要とする医療的ケア)、保育園における保健業務

とのこと。

やはり通常の保育業務とは違いますね。
また、対象は看護師資格をお持ちの方となっています。
保育士資格ではなく、看護師の方への求人ですね。

勤務場所は、区立直営保育園のうち区が指定する医療的ケア指定園で、現時点では決まっていないようです。

ちなみに、練馬区の区立保育園一覧は以下で確認できます!
令和5年度区立(直営)保育園

こちらの求人の期間は、採用日から令和6年3月31日。
会計年度任用職員なので、年度末までですが、勤務実績による選考のうえ再任することもあります!
勤務日数は月曜日から土曜日の月20日程度で、給与は時給1,812円です。









お次は、練馬区でサポートスタッフの募集がありました。

【登録制】会計年度任用職員(サポートスタッフ)

サポートスタッフは、区役所や区立施設において補助的業務を行うお仕事で、登録したからといって任用が約束されるものではありません。
つまりは、登録だけしておいて、補助が必要になった際にサポート業務を行うことになります。

会計年度任用職員なので、任用期間は令和5年4月1日から令和6年3月31日までの期間で、必要に応じて任用されます。(最長で1年間)

サポートスタッフの職種一覧は以下の通り
サポートスタッフ職種一覧

保育業界のお仕事もあります!
短時間保育、保育、保育(子育てひろば運営協力)の三つの職種がありますね。
いずれも保育士資格は不要のようです。



勤務日数や勤務時間、給与はそれぞれ異なるので、こちらを確認してみてください!
さらに、募集案内はサポートスタッフ募集案内をチェックしてみてくださいね!










お次はindeedの求人!
検索結果が二つ出てきました。

会計年度任用職員の求人 – 東京都 練馬区 大泉学園駅

会計年度任用職員、保育の求人 – 東京都 練馬区

これらのリンクから求人を探してみましたが、練馬区での会計年度任用職員の求人は見つけられませんでした!










この他、練馬区の会計年度任用職員の保育士求人を探しましたが、求人が見つかりませんでした!

唯一あったのはハローワークのこちら
債券調査専門員の会計年度任用職員求人でした。










以上、練馬区の会計年度任用職員の保育士求人について調べてみた でした!


最後までお読みいただきありがとうございました♪



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